僕が会社を辞めた理由
何かおっかしーなと思い僕は2019年9月に会社員を辞めた。
同じ年の2月にインフルエンザを患ったまま婚姻届けを出しているので、脱サラを決意した僕こそおっかしー奴だったのかもしれない。
長年会社員こそ安定した人生であり当たり前のレールを踏んで生きるからこそ価値のある人生だと思っていた。
しかしながら個人事業主に転身してからは、現在の収入は会社員時代の2倍近くになっている。
しかも年に2回のボーナスを含めてもね。
また別の記事でサラリーマン時代の給与明細を暴露するので是非見て頂きたい。
僕自身努力と言われる精神論に尽くしてきたことがない結果としての低収入を2倍しただけの話なんですけどね。
ところで僕が脱サラを決意した理由なのですが、給料が低いからだけではない。
ちょっと聞いてください。
理由その① 出世後のコスパに疑問を覚えた
当時の僕はというと平社員の真っ只中。
日本の働き方は縦社会であり年功序列。
平社員同士でも年齢はバラバラなので、派遣バイト以下の口だけオヤジにさえ先輩として慕わないといけないという風習があった。
嫌われると自分自身が気まずくて居づらい立場になってしまうので。
そして万年平社員の奴らは何せクセが強い。
給料が低いと感じるならば出世して役職に就いてしまえばいい。
会社で収入を増やす答えはもう知っているが、別にカリスマ性があるわけでもないイエスマンの僕が、人の上に立ったところでどうなるだろうか。
そう、会社内で収入を増やすには人の上に立ち、給料に見合わない業務量と人間関係のストレスを抱えて一生を終えるだけなんだと悟った。
残りの選択技は低収入で続けるか否か。
理由その② 真面目な奴ほどコスパが悪い
僕は真面目です。
業務は丁寧にスピーディーに遂行することが僕のポリシーでもあった。
しかしそれが間違いだと気付く。
業務が終わる→次の仕事がくる→あいつは仕事が早いと判断される→次の仕事がくる→縦社会だから断れない→オヤジが仕事サボる
低収入でこの無限ループが舞い降りるのです。
これで低収入のまま会社員を続けるという選択技は僕の中で消えつつあった。
理由③ 新人が入社しても悪に染まっていく
さっきの無限ループが発生していることを知った上司は僕の業務をヘルプするための人員を増やしてくれた。
僕は新人に仕事を覚えてもらうことより、クセの悪い方向に染まってしまわないように必死で正義の洗脳を心がけた。
僕の力不足だった。
自分が楽をするというサボり行為を新人がマネをするのだ。
人というのはなぜ他人の悪い部分をマネようとするのだろうか?
人類を粛清するためのコロニー落としを実行したシャアを尊敬するよ。
最後に
以上が脱サラした理由なのです。
真面目な奴ほどバカを見るとはまさに僕のことでもあるよと、悩めるすべての人に言いたい。
これがイエスマンの末路でもあるのです。
是非、僕を反面教師として見てもらえると幸いです。
おっかしーなと思ったら自分を信じろ。